e辞書の利用術(4) - Electric Dic. Device

いわゆる単独で使う電子辞書です。10年前と比べて格段の進歩を遂げています。メモリーの小型化・演算の高速化のなせる技です。

  • 定価で40,000前後の比較的上位機種を中心に有名メーカーのものを数点試用してみました。いずれの機種もそれほど機能的には遜色なく後は好みの世界かな、という感じでしたので、ここではソースネクスト社がSII(セイコー)のOEMで出している「速辞書2」を例に解説します。SIIではSR-T5000(43,000円)という機種です。ソースネクスト・ドットコムへ
  • 結論から言って、Readingに使うには全く問題ありません。学習用に使うのであれば殆どこれ一つで間に合うくらいです。
  • 下記のような点が貢献していると思います:
    • 大きな液晶画面による表示情報の多さ
    • JIS配列の小型フルキーボード
    • 内蔵されている辞書の充実度(ジーニアス・広辞苑・オックスフォード英英、その他が入っていました)
    • タイプと同時に候補を表示し始めるIncremental表示
    • 訳語・例などから飛べるジャンプ検索機能
    • 豊富な例文
  • いずれも10年前には実現されていなかった、されていてもこの値段・サイズではAvailableでなかった機能が充実しているから使えるようになったのです。電子辞書に関して詳しく(詳しすぎる位ですが)説明したサイトがあるので興味があれば。
  • そしてペーパーバックなどの文書と併用して使うにはこのような小さく携帯できるものの方に分があります。よって予算さえ許せば、PC上の辞書と併用すれば鬼に金棒ですね。